Cincom Smalltalk環境のVisualWorks入門1

SmallTalkを触りたいと思って Pharo / Squeak を試しているが、本家Smalltalk直系(?!)も触ってみたいと思いVisualWorksを試してみた。

0. インストールPC環境

1. ダウンロードとインストール

パーソナルユース版が無料で使えるのでそれをダウンロード
ユーザー登録必須
smalltalk.cincom.jp

時間差があるのか、何日か経つとダウンロードのリンクがEメールで送られてきたのでファイルをダウンロード
なぜかこんなファイル名でダウンロードされた。なんか怪しい。

CST17PUL_aug17.1 (6).iso

中身はちゃんとしたインストーラーだったので、isoをマウントしてインストール。Windows10なら右クリックから行けるはず
マウントすると以下のファイルが現れる

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isoファイル中身
installWin.batをダブルクリックして実行
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VisualWorks インストーラ画面

VisualWorks® Personal Use Edition, 8.3 of 2017年7月28日

結構昔のバージョンのインストーラだった。Smalltalkそのものが古いので、むしろここまでバージョンアップを重ねて頑張ってきたのかと思ってる。

2. 起動

VisualWorks Projects を起動

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VisualWorks Projects起動時

起動後の画面 (これはTestプロジェクトを既に作っている場合の画面)
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右下の+64ボタンを押下しプロジェクト名入力する。
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VisualWorksの各窓がWindows上に開かれる。
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ちなみにPharoやSqueakなどの他のSmalltalk環境では、仮想OSのような画面になる。 VisualWorksはOS上のウインドウとして、それぞれの各窓が現れるので新鮮。なんとなく使いやすそう。さすが商用(の無料版)

Squeakの場合
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Pharoの場合
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VisualWorksWindowsのウインドウなので取っつきやすそう

このあとは、英語のマニュアルが、インストールフォルダ以下Cincom\vw8.3pul\doc にあるのでそれに沿ってトライしてみる

続く...のか?